災害を防ぐ『防災』より被害を減らす『減災』が注目されています
東日本大震災から約7年。
またいつか起こる災害についてです。
今までは災害が起きたら被害をなるべく抑えるようにした防災でした。
多くのお金を使ったとしても、想定を超える被害となるとどうしようもできません。
災害の起きた後がメインとなっているのが防災といえます。
日頃から被害を減らすために対策するのが減災の考えです。
自分の町の防災マップ(ハザードマップ)を調べると、災害時の被害予測や避難に必要な情報が載っています。
家族とどこへ避難するかや連絡手段を話し合うといいですね。
避難時には最低限の防災用品が必要です。
特に水や非常食は最低3日分は必要といわれています。
非常食はいざという時に賞味期限が切れていたら意味がありません。
味に慣れるためにも、毎月非常食を食べる日を決めて、減った分を補充すれば賞味期限の心配なし!
また、おうちがいつ建ったか確認をしてみましょう。
1981年6月(昭和56年6月)以降は新耐震基準となります。
旧耐震基準は震度5までの規定となっていますが、新耐震基準は震度7の大地震まで規定されています。
2017年には、日本で震度5以上の地震は8回も起きています。
老朽化の進んだ旧耐震のおうちはいつ倒壊するか分からないので、耐震診断や補強工事をおすすめします。
災害が起きるのは日中とは限りません。
寝ている時に地震で家具が倒れてきたら大変です。
寝室には大きな家具は固定するか置かないようにしましょう。
普段の何気ない工夫や気づきで災害被害を軽減しましょう。
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