こんにちは、営業部の小林です。
さて、省令準耐火構造についての最後のブログになります。
今回はファイヤーストップ材についてご紹介させていただきます。
ファイヤーストップ材と言って文字通り火を止める装置になります。
ファイヤーストップ構造とは、火の通り道となる床や壁、天井などの枠組み材などにファイヤーストップ材を使い、空気の流れを遮断して上の階への燃え広がりを防止する構造のことです。
2×4工法の住宅は壁を組み立てて家を作っていくので部屋それぞれを区画しやすい作りとなっており、省令準耐火構造に比較的簡単にすることができます。
一方で木造軸組構法、いわゆる昔からある在来工法で省令準耐火構造の家を建てる場合は柱や梁で家を作っていくので、省令準耐火構造とするためには天井裏にファイヤーストップ材を設けるなど施工に一手間増やしたり材料を追加する必要があります。
1軒の家が複数の区域に分かれていることで、火が燃え広がる速度は遅くなり、逃げる時間の確保と初期消火の可能性も高まります。
これは断熱・気密でいうと気流を止め冷たい隙間風が上がらないのと一緒で
【隙間風と同じように火の手も入ってくる】これを止めるということです。
気流止めにもなるので兼ねるということになります。
自分の建物が燃えてしまって住めなくなるのは嫌ですね(>_<)
省令準耐火構造なら一部のリフォームで済む場合もございますので絶対に知ってから家づくりに取り組みましょう。
火災保険が約半額になるのが一番のメリットですね( `ー´)ノ
以上で省令準耐火構造のブログは終わりとさせていただきます。
4つとも見ていただいたお客様ありがとうございました(/ω\)
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