新年度情報その2!太陽光・再エネ賦課金など気になる単価は果たしていくら?

公開日:2018/04/07(土) 更新日:2018/04/07(土) 家づくりのこと技術部

こんにちは、技術部の山本です。今日は先週に引き続き新年度スタート情報を書こうと思います。新年度になると色々な料金などが新たに決まりますが、その中から”エネルギー関連”の三つを紹介します。

①豊橋市の太陽光発電の補助金が決定

各地の自治体で太陽光の補助金が無くなる中、豊橋市は今年度も太陽光の補助金が出ます。金額は2.5万円/kw(上限10万円)昨年より▲5千円ですが、4kw設置で10万円です。その他にもHEMS(ヘムス)蓄電池、太陽熱利用設備などエネルギー設備関連の補助金が豊橋市は充実しています。

②売電単価決定

こちらは既出ですが、H30年度の太陽光発電による余剰電力(10kw以下)の固定買取制度の単価が26円/kwとなりました。こちらも太陽光の補助金同様、毎年単価が下がるのは間違いないのですが、ついにオール電化料金プラン”スマートプラン”のホームタイムの買電単価を下回ってしまいました。こうなるとますます「余った電気を売るべきか否か」考えてしまいます。(詳しく知りたい方はこちらをどうぞ)

③再エネ賦課金決定

過去ブログでお伝えした再エネ賦課金(詳しく知りたい方はこちらをどうぞ)も予想通り単価UPして2.9円/kwとなります。何それ?って方は、5月分(H30単価は2018/5~2019/4まで適用)の電気料金明細をご覧頂き使用電力量に2.9円掛けたものが問答無用で徴収されている!という事です。②の売電単価は下がるけど、年々買取量は増えるから負担は増えるという事でしょうか・・・しかし物理的に太陽光を載せられない方は何ともキビシイですね~とはいえこちらはまだ単価が上がる見込みです。

さて、この賦課金ですが経産省リリースの記事に(以下原文)「2018年度の賦課金単価は、1kWh当たり2.90円(標準家庭(一ヶ月の電力使用量が260kWh)で年額9,048円、月額754円)と決定しました。」とあります。標準家庭の電気使用量って何人世帯のどんな住まい(戸建てなのかアパマンなのか等)なのか?そもそも総務省調べのデータだと2010~2014の5年間、2人以上世帯の平均電力使用量は全て400kwhオーバーです。仮に400kwh/月としても年間負担は14000円弱、経産省試算とは5000円も開きがあります。260kwhってどんだけ節約家族なんでしょう(笑)何となく、安く見せようってバイアスを感じざるを得ません!!!ww

以前のブログでも書きましたが、やはりこれから家づくりをされる方は、攻め(大量発電・大量売電)の設備選びではなく守り(適正発電&蓄電)の設備選びが大切で、何より優先すべきは少しでもエネルギーの無駄遣いをしない”家本体”をつくることが重要です。建てる時の出費も大切ですが、住んでからの出費(光熱費)は生涯続きます。前回のブログに書いた様に、今年も家づくりをお考えの方にとってはバッチリ追い風状況です。補助金GETでZEH仕様でまだまだ続く低金利ローンで早めに”掛け捨て型家賃”から”積立型住宅ローン”にあなたの住居費をチェンジしませんか?

  

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