最近床がきしんでいませんか
梅雨の時期になると、床のきしみが起こりやすくなります。
木材が湿気を含むのが原因で、梅雨を過ぎれば落ち着くことがあります。
逆に木材が乾燥し過ぎた場合もきしむようです。
しかし、世界平均の倍も雨が降る日本なら、そこまで考える必要はないでしょう。
また、せっかく新築を建てたり、リフォームをしたのに床がきしむこともあります。
こちらはよくあるケースで、木材が乾燥するまでは続きます。
時間が解決してくれればいいですが、きしみが続くこともあります。
ひどい場合だと、床がへこんで最悪抜け落ちてしまうことも。
木材が腐食してシロアリの巣窟となり、建物に影響が及ぶまで考えられます。
新築は基礎パッキンや換気システムなどがありますが、それでは不十分です。
きしみが気になるこの時期は、特に注意が必要です。
自分たちでできる対策はあります。
・フローリングの掃除は、基本は乾拭きをするようにしましょう。
(水拭きが必要な場合は、その後に乾拭きを行いましょう。)
・ワックスを定期的に塗ることで、床を保護できて、掃除も楽になります。
・在宅時には、窓を開けて換気を心掛けましょう。
・カーペットを敷けば、湿気・キズ・防音対策にもなります。
また、フローリングの継ぎ目に注入するだけの床鳴り用の補修材があります。
千円程度で売っており、原因によっては効果が出るかもしれません。
メディアで本格的なDIYなどが行われていますが、控えた方が無難です。
重ね張り、張り替えとなると、工具も必要になって大変です。
床をはがしたら、下地が腐食していてどうしようもないこともありえます。
日頃から対策しておき、状態が悪化したら専門家に任せるのが良いですね。