みなさん、こんにちは。
新築を考えている方、階段はどのようにお考えですか?
平屋住宅でも、最近では小屋裏を設けて固定階段を設置したりする方もいらっしゃいますが、今回は一般的な2階建住宅を想定してすすめていきたいと思います。階段の種類ではなく、”リビング階段”を採用したいかどうかです。
リビング階段とは・・・リビングエリアに設置された階段のことを指し、リビングを通らずして2階フロアに行けない階段をいいます。
戸建分譲住宅では、敷地形状に合わせた間取りを組んでいくため、同じ分譲地内の建売住宅でもA:リビング付近に・B:玄関ホール付近・C:リビングを通り抜けた場所に階段が設置されるなど様々となっています。
注文住宅においては、お客様の要望に応じてプラン提案させていただきます。まずは、上記のA・B・Cの3パターンからご要望をお聞きします。
リビング階段のメリット
・インテリアの一部として魅力的な空間を作りやすい
・家族のコミュニケーションがとりやすい
・室内のレイアウトや収納スペースの有効活用がしやすい
・家族の外出や帰宅を把握しやすい
リビング階段のデメリット
・音や臭いが2階まで伝わりやすい
・子供の友達などがリビングを通るのでプライバシーに制約がでる?
・冷暖房の効きが悪くなりやすい
弊社のリビング階段施工例をいくつかご紹介
木の親柱・子柱でアクセント
デザイン階段(スケルトン階段)でアクセント
リビング階段の採用を悩んでいる方へ
特別高価なアイアンの階段や手摺などを使わなければコストがそれほど上がることもありません。
お子様の友達などが来た時にどんな子なのか確認できるので良しとする人と、せっかくの休日にリビングでゆっくり出来ないから嫌という人と意見が分かれます。
暖房や冷房の効率が悪くなるため、光熱費なども高くなる可能性がありますので建具を付ける方もいますが、魅力的な空間作りは難しいかも?
最近の住宅は断熱性能も向上していますが、何も対処しないと1階と2階との温度差は感じてしまいます。サーキュレーターなどで家の中の空気を循環させるだけでも幾分か違ってくるのでお試しください。
リビング階段を採用した方の声を聞くと、
〇『調理中でも子供と顔を合わすので日々の様子もわかるし子煩悩の私にはピッタリ』
〇『実家もリビング階段だったが、思っていたより冬の寒さを感じない』
〇『娘の彼氏がキチンと挨拶出来たので安心した』
✕『冬がやっぱり寒いのでカーテンを付けて対策した』
✕『休みにリビングでゆっくり出来ないから子供には友達の家に遊びに行くよう促している』
✕『小さな子供が階段を昇ろうとするのでゲートを付けたが邪魔』
✕『私が帰宅するとペットのネコが2階に逃げていくので悲しい』
やっぱり正解だったという意見もあれば、後悔した意見もあります。
アイアンのフラットバー手摺でアクセント
吹抜け+リビング階段 大きな窓を設けてあるので北側に位置する部屋でも、とても明るいです
全館空調システムなどを採用しているお客様には是非採用していただきたいですね。
吹抜けとの相性がいいので吹抜けを設けたいお客様は採用してください。
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