身近に潜むカビ
全国的に梅雨明けとなりました。
ようやくジメジメした時期ではなくなりますが、まだカビの影響は心配されます。
先日の豪雨の影響や台風12号が厄介ですね。
カビが発生しやすい条件は、気温20~40度、湿度70%以上、栄養といわれています。
日本のカビは約4000種類もあり、おうちに発生するカビは約300種類です。
カビは全てが悪いものではなく、お酒や納豆などを作るための菌もあります。
おうちでカビが発生しやすい場所はいくつもあります。
水回りは特に注意が必要です。
浴室は、湿度が高くてお風呂の後は暖かくなっています。
しかも、シャンプーや皮脂などで栄養がたっぷりあります。
浴槽と壁の間や見えないところにも発生しています。
お湯をシャワーでやるとカビを死滅させることができます。
50度近くのお湯を90秒ほどかけるとより効果があります。
天井にかけるのは火傷の恐れもあって危険です。
エアコンは家庭で既に使われていると思います。
フィルターのみ掃除して利用されている方も多くみえます。
掃除しても嫌な匂いがする場合、内部までカビが生えているでしょう。
2、3年に1度はクリーニング業者に頼むようにした方が良いです。
窓、ドアは開閉部分にカビが潜んでいることが多いです。
結露があると、カビが一気に増えて腐ってしまうことがあります。
開閉部分の汚れにも注意をして、結露対策も必要になります。
他にも、押入れや家具の裏などの目が届きにくい所に潜んでいます。
日頃から軽く掃除したり、換気を心掛けるのが大切です。