杉田真一 自己紹介へ

メーターモジュールのメリット・デメリット

公開日:2022/02/08(火) 更新日:2022/02/08(火) 家づくりのこと営業部日々のこと

こんにちは、杉田です。前回からの続きとなります。

 

メーターモジュールを採用する場合の メリット と デメリット を簡単に説明します。

 

参考例として 建物全体の面積を120m2で計画します。

尺モジュール設計をそのままメーターモジュール設計に置き換えると 120m2の1.2倍となり144m2となってしまいます。

単純に置き換えると面積が大きくなりますが、メーターモジュールで120m2に収まる設計をすれば面積による比較は同じとなります。

どちらの設計手法を採用したとしても、居室部分など調整して設計すれば、ほぼ同じ大きさの建物が設計できます。

 

●メリット

前回のブログでも少し説明しましたが、廊下・階段・トイレの幅が約9cm広くなります。この差はたった9cmですが狭いスペースではこの9cmの差がとても大きく、将来車椅子でも楽々移動が可能になったり、手摺を設置した場合に有効幅にゆとりがあるので快適になります。

 

●デメリット

同じ建物面積なら、廊下・階段・トイレが広くなる分、リビングなどの居室部分は狭くなります。

建材などが尺モジュール規格のものが多いので、端材が多くなったり、メーター規格の建材は割高になりやすいです。

引越し後に購入する既製品も尺モジュール対応のものが多いので、オーダーメイドになりやすく割高になりやすいです。

 

最近の注文住宅は、尺モジュールでもトイレ幅を広くしたり、断熱性能が高い家では廊下がほとんどない間取りも多く見受けられるようになりましたので、【尺モジュール】と【メーターモジュール】では、どちらが優れているかは、どちらの設計手法を採用しているか?で、建築業者ごとに異なるアピール説明をしてくると思います。

当社では、【尺モジュール】・【メーターモジュール】どちらも対応可能となっております。お施主様に適した設計手法にてプラン提案させていただいています。

 

2月限定ですが、下記の通り お施主様のご厚意で『注文住宅 実邸 見学会』を開催させていただきます。

メーターモジュール採用の平屋のお家です。

メーターモジュール採用した場合の居室の広さや、廊下・トイレの幅など体感出来ます。

今般の注文住宅のおうちは、なぜメーターモジュール採用なのか一目で理解できるかと思います。

ご興味がある方は是非、内覧予約をお願いします。

 

22ページ (全44ページ中)