こんにちは、技術部の山本です。いよいよ2017年もあと数日。今年も色々お世話になりました。年内最後のブログとなります。また来年もよろしくお願いします。
さて今回は、【太陽光発電】について書こうと思います。というのも最近お客様から何件かお問い合わせをいただきました。余剰電力の買取価格の下落(いわゆる売電)とともに「もう太陽光って載せてもメリットないんじゃないの?」みたいな空気もありますが、実際はどうでしょうか?
あらためて、太陽光発電とは、その名の通り太陽の光エネルギ―を使って「電気」をつくる設備です。そして「電気」とは既に現代人にとって水・空気と同じ、生涯必要なものです。
そんな「電気」の価格事情をちょっと書きます。
1 電気代は確実に上がっています。 |
2再エネ発電賦課金をご存知ですか? |
この様に生涯暮らすのに必要であろう電気は、ずーっと買い続けないといけません。しかも上記の通り知らぬ間に(多くの人が)その負担は増えていますし、今後も増えるリスクがあります。
それにしても自動車のガソリン代には非常にシビアな日本人が、なぜ電気代には無頓着なんだろうと考えてみました。
例えば、ガソリン代は単価を把握し自分で給油に行きいくら使ったか?を毎回認識する(しかもきっと月1回以上)電気代は単価のしくみもイマイチわからず、毎月自動引き落とし。いくら使ってもどこか固定経費的認識・・・こういった心理が皆さんありませんか?
そんな固定経費的電気代ですが、生涯で考えるときっとガソリン代よりはるかに多く使うはずです。そこで今年の電気代×あと生きる年月(笑)〇〇年って計算してみて下さい。
ちなみに我が家は、築10年オール電化(まだお得なEライフプラン)太陽光有(約4kw)4人家族(大2子2)です。
2017年の電気代は120,616円。46歳の私の平均余命は36年
120,616円×36=4,342,176円
もちろん、家族構成も変わるでしょうし、そもそも電気代がどのように推移するかもわかりません。
ここでお話ししたいのは、このお金、すなわち電気代は『単なる出費』です。
であれば、その一部を住宅ローンにして『資産』の一部に使ってはどうでしょう?
家づくりの際、ショールームに足を運び「色」や「仕様」を選ぶ、キッチン、ユニットバス、トイレも確かに大事なアイテムですし、床材や内装、外壁材も大切なのはもちろんです。が
それらを優先して建てた夢のマイホームが、生涯家計の負担になっては、本末転倒!
太陽光発電は物自体の賛否はともかく(この件もまた書きます)生涯必要な電気を作ってくれる貴重な設備です。
という訳で、これから家づくりをお考えの方は
〇無駄遣いしない家づくり = 断熱性
〇貴重な電気を作る設備 = 太陽光発電
この2点は是非優先的に検討されることをオススメします。
今回は総論になってしまいましたが、次回は最近の太陽光設備事情を書きたいと思います。