こんにちは。営業部の内藤です。
6月18日午前8時頃、大阪府北部で震度6弱の地震が発生しました。通勤の時間帯で緊急地震速報が入り、地震が起きたことを知りました。突然発生した地震は、一瞬で私たちのあるべき日常を奪い、大きな傷痕を残します。ニュースで被害状況を聞くたびに、守れた命はなかったのだろうか、被害を小さくすることはできなかったのかと考えさせられます。
私達の暮らす東海エリアでもいつ発生してもおかしくないと言われ続けています。
もし大地震がきたらどのように大切な家族を守ればよいのでしょうか?
先日、太陽住宅でも何棟か採用している、制振装置「evoltz」の体験で、浜松市中区にある千博産業㈱のショールームに、もうすぐ着工のA様と設計の鈴田と見学に行ってきました。
体験レポートの前に今回は私なりに調べたことを少しだけ。
地震から家や家族を守る考え方として、「耐震」「制振」「免震」というものがあります。但し、この中で建築基準法に定められている基準があるものは「耐震」のみで、「制振」「免震」に関しては特に定められている基準ではありません。
※「耐震」には1~3の等級があり3等級が最高等級(最も強い)で現在太陽住宅の建物は全棟個別の構造計算を行い耐震等級3を前提に設計しています。 耐震に関する詳細はこちらをクリック
では、建築基準法の耐震性能で建てれば安心なのでしょうか?実は、記憶に新しい2016年の熊本地震では現行の建築基準法の耐震基準で建築された住宅の倒壊も確認されています。但し、耐震等級3の住宅に関しては、ほとんどが無被害だったようです。
ではなぜ基準をクリアした住宅の倒壊が起こったのでしょうか?建築基準法では、大地震が複数回起こることを前提としていませんので、震度6クラスの地震が短期間で同じ震源で2度起こってしまった熊本地震では築年数の浅い建物でも倒壊という事が起こったわけです。
前置きが長くなりましたが、次回ブログでは写真有り、動画有りで今回体験した制振装置「evoltz」の効果をバッチリ紹介したいと思いますのでご期待ください!!