こんにちは、河原井です。
ただいま、ショールーム入船では、建物内部の断熱工事や外壁をキレイにしております。
今日は外壁についてお伝えしようと思います。
ショールーム入船の外壁は「スーパー白洲そとん壁W」というものです。
http://www.takachiho-shirasu.co.jp/products/soton/ ←高千穂シラスHPです。
初めて聞きますよね笑 わたしも初めて聞きました。
そとん壁というのは塗り壁の一種だそうです。
そもそもシラスってなに?
シラスとは大量の火砕流として一気に堆積したもので、他の土と混ざることなく厚い地層を形成してきました。一般的な土は、岩石が細かく分解された粉末に植物や微生物などがもたらす作用によって様々な有機物質が混ざったものですが、シラスはマグマが岩石となる前に粉末となった物質であり、養分を持たない「原始的な土」ともいえるものなのです。
鹿児島県から宮崎県南部にかけて、最大150メートルもの厚さでシラスが積み重なっている広大なシラス台地があります。サラサラした粉状のシラスは、水持ちが悪いため水田には向かず、豪雨の際に土砂崩れを引き起こすなど、地元では厄介ものとされてきました。このシラスの有効活用に成功したのが高千穂シラス壁という会社です。マグマのエネルギーを秘めたシラスは、住建材として人と環境にやさしい多くの優れた機能があるだけでなく、ハイテク機器や生命科学の分野においても貴重な役割を果たす新素材として注目を集めているんです。
【特徴】
◎100%自然素材なのに完全防水!シラスの特性を活かした二重構造で雨水の侵入をシャットアウト
◎厳しい自然環境にも劣化しない高耐久性。退色・劣化がおきにくいから建物の維持管理が軽減できます。
◎本物ならではの際立つ質感。他の素材では決して真似のできない生命力溢れるデザイン性。
◎下塗り材でしっかり防水しながら上塗り材がたっぷり保水をしてくれる。
そとん壁はそれ自体が無機質で出来ているため、もともと劣化やカビの繁殖は抑制されます。しかし、そとん壁には防カビ剤などの化学物質が入っていないため、外から飛んでくる有機質分(ほこりなど)が壁の凸凹部分に付き、それがたまり、カビたり青藻することや、雨水などがよく当たり、あまり日や風が当たらない面には汚れ(黒カビ)などがでることがあるのです。
塗り直すのかなーと思っていたら、なんと!薬品を使って汚れを落とすそうです。
薬品を塗ることで、化学反応を起こして汚れを落としてくれるそうです。
薬品を塗った直後がこちらです。
左下の部部分薬品を塗りました。(※実験的に一部分にのみ薬品を塗っています。)薬品を塗った直後は茶色いですよね。
それが2日経つと・・・・
それがだんだん白色になっているのが分かりますか?
最終的には全体的に塗って汚れを落としていきます。
キレイになりましたらまたご報告します!お楽しみに!笑