造作家具･無垢の床で快適に暮らせる高断熱住宅

吹抜けの開放的なリビングです。吹抜けのメリットは高い位置から明るさを確保できる為、1階の壁はTVボードを置いたり利用が出来ます。更にプライバシーが確保されるという点も大きなメリットです。

こちらのお家の1階には廊下がありません。廊下の無い間取のメリットとしては、廊下を無くした分、部屋として使えるスペースが増えるという点が挙げられます。また、部屋と部屋をダイレクトに行き来するため、動線を短くすることができ、移動が楽になえうろいうメリットもあります。

床：ナラ床材 無塗装品

アイランドレイアウトのキッチンは回遊できるので動線的メリットが大きい反面、スペースを大きくする必要があります。それでも日常のくらしでは行き止まりの無いキッチンレイアウトは家族みんなに暮らしやすさをもたらすおススメレイアウトです。

オークのソリッドフロアー（楢の無垢床）は無塗装品を自然塗料（クリアー）で仕上げました。ダイニングテーブルの向こうの壁はキッチンの腰壁ですが、床材を壁にも張り込んでいます。大開口から日差しがたっぷり入る明るいキッチンです。

このキッチンのポイントはシステムキッチンのシンク（流し台）下もカップボード（裏の収納）下も多くを開放しているところです。キッチンメーカーのカタログやショールームでは、どうしてもキッチリ設備を入れたプランが良く見えますが、実際の生活ではゴミ箱はもちろん、引き出しが無い方が便利な事も結構あるものですよね。

アイランドキッチンの良いところは回遊できる動線的メリットが大きいところです。その反面、スペースを大きくする必要があります。それでも日常の暮らしでは行き止まりの無いキッチンレイアウトは家族みんなに暮らしやすさをもたらすおススメレイアウトです。

キッチン：TOTO ザ・クラッソ 扉デザイン/パナシェホワイト

お施主様がたくさん本をお持ちの為、その本を収納するスペースを有効に創るため、お施主様に今お持ちの本（棚）の全長を測っていただき、今後増えていくことも想定した本棚の容量や場所を考えました！

わずか3畳の畳コーナーですが、とてもいい空間です。読書好きなご主人さんのご要望で大容量の本棚を造り、一部をカウンターで仕上げ書き物やPCを使うにも最適です。大きい窓もありきっと風も通る最高に気持ちのいい3畳です。

2階ホールからの景色ですが、長いカウンターの下は収納です。長いですから相当入ります笑 右半分は下を見ればダイニングキッチン、上はフリースペースですが・・・なんか、カッコいいです！このお宅のお気に入りポイントの一つです♪

リビングの吹抜けを囲むように階段・2F廊下があり写真の様なフリースペースにたどり着きます。1つの住宅で同じ空間を色々な角度から眺められるのはとても素敵です。ただ「移動する」という行為すら家の内外の景色を見るだけで楽しくなります。

こちらの洗面はフロートタイプを採用しました。フロートタイプの洗面のメリットとしては、①インテリアのようにデザイン性が高い②床から浮かせることで、目に入る床面積が大きくなるため、空間に圧迫感が無くなり広く感じることができます。③床掃除が楽になる です。

クロス：サンゲツ RE-7836

洗面化粧台：Panasonic シーライン 扉柄/ウォールナット柄

クッションフロア：サンゲツ HM-6034 ウッドチェリー

こちらはOPENHOUSEが大好評だったA様邸です。日当たりのよい日中の写真を多数掲載してきましたが「夜の雰囲気が見たい」といリクエストを頂きましたので夜間撮影バージョンも掲載しました。

日中と比べると反射光が少なく天井などの陰影がハッキリします。日中は透明な開口部が夜間、ウッドブラインドを降ろすと全く違う雰囲気になるのが面白いですね。

最近のLDKは多灯照明が圧倒的に多く、いくつかの器具は調光も出来ます。100％全点灯しても100Wそこそこです。LEDは賛否ありますが、間違いなく暮らしのあかりを変えた技術です。

夜間撮影をしてみると、日中はそれほど気に留めなかった景色がいい感じに見える時があります。その「差」はやはり照明ですね。この景色も特に右側の壁に付いているブラケットのアッパーライトが効いています！特にこのアッパーライトは不透過（器具から光が漏れない）なのでより際立ちます。

ガラストップのIHクッキングヒーターにリビングの照明が写り込んでいます。これも日中は気にならない部分ですね。

収縮・膨張の少ない集成材を使ったオリジナルオーダーメイドの食器棚です。シンプルですが空間にも合うし、幾何学模様のモザイクタイルも併せて十分存在感のあるキッチンになりました。

タイル：名古屋モザイク ニューヨーカーガラス WZ-T1350P 目地（白）

吹抜けの照明は上下配光のブラケットとダクトレールのスポットライトです。ダクトレールはレールの範囲であればどこでも付きますし、スポットライトは上下、左右、前後出来るので明るくしたいところを照らすのに便利です。

写真ではわかりづらいですが、収納壁の反対側、吹抜けの壁にはスポットライトが上向きに付いているので天井面が明るく照らされシーリングファンの影が天井に投影されて幻想的です。

この写真で気になるのは、実はフロアーです。こちらのお宅は無垢のオークですが、オークは無垢の床材としてはポピュラーで価格も安定していました。が最近高騰傾向にありますし、写真の様に白太がちらほら増えてきました。改めて無垢材が限られた資源であることを感じます。