こんにちは技術部の山本です。つい先日まで「寒い、寒い」と断熱の必要性を発信してきましたが、だんだん春が近づく陽気になってきましたね、そうなると始まるのが「花粉」。花粉症の私にとって一年で最もツライ時期がやってきます(T_T)ボーっとしない様にこころがけます(笑)
以前より是非皆さんにお伝えしたいな~と思ってた情報がありまして、今回YKKさんから一部資料を提供して頂いたので書こうと思います。
常々開口部の断熱の必要性をお伝えしていますが、その重要性をお伝えするのに「これだ!」という材料が無いのが悩みの種でした。そんな時、YKKの名古屋ショールームで見かけた一枚のパネルが結構衝撃的でした。
ご覧下さい、こちらは平成11年基準の次世代省エネに対応した建物の壁の中に多く入っているであろう断熱材グラスウールの16K100mm(10cm)を基準とした場合の各窓の仕様によって、グラスウールの厚みに換算するとどれくらいになるか?です。
断熱材グラスウールに窓の断熱性能を置き換えてみると
壁 グラスウール16K U値0.50 100mm分
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アルミサッシ単板ガラス U値6.51 0.2mm分
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樹脂窓ペアガラス U値 1.48 30mm分 |
樹脂窓トリプルガラス U値0.91 55mm分
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※U値とは部材の熱の通りやすさの単位。数字が小さいほど熱を通しにくい部材といえます
いかがでしょうか?ちなみに日本の既存住宅の主流ともいえるアルミサッシ単板ガラス(シングルガラス)では、たった0.2mm分の断熱しかありません。0.2mmとは調べてみるとハガキの厚み程度です。いったい今年の冬、日本で暖を採るためにどれだけの化石燃料を使ったのでしょう?0.2mmの断熱では暖めたそばから熱が逃げていっているな~というのがよりイメージ出来るのではないでしょうか?
太陽の標準、樹脂窓ペアガラスでもGW(グラスウール)に比べたら1/3程度、トリプルガラスにしてようやく壁の半分の断熱性能となる訳です。
どれだけ窓の断熱化が重要で効果的かがお分かりいただけるのではないでしょうか。今でもアルミサッシのペアガラス程度が標準的なローコスト建売が多く見られますが、窓から逃げていく熱量は単純に断熱材の厚みで比較したら樹脂窓ペアガラスの約8倍です!イニシャルコストが安くても、住んでから一生使う暖冷房費、そう光熱費に大きな差が出るこはこれでお分かりいただけるのではないでしょうか。
家づくりを考える時は、イニシャルコストで選ばず、ライフタイムコスト(生涯経費)で考えられることをおススメします。
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